活動紹介

2024.5.28 有志会

2024-05-30

今回の有志会では、山脇先生と石坂先生より症例相談がしたいとのご要望があったため、
症例検討会を行いました。

[山脇先生]
・患者さんが左上7番の痛みを訴えたため、抜歯した箇所にインプラント埋入を検討しているケース

・右下7番の抜歯後左下8番を即日移植し、その後生着せずにとった箇所に埋入を検討しているケース

どちらのケースも骨吸収が大きいため、
①自家骨のブロック移植を行う、②欠損部位を生かした歯列矯正で歯列をととのえる
等の意見が出されました。

また、抜歯相当の歯に対する診断、原因究明を事前に行うことは、治療の予後にも大きく関わるので、大変重要であるということを学びました。

[石坂先生]
・下顎の残存歯の切縁位置により、上顎の補綴の歯冠長が短くなってしまうといった
 上顎のAll-on-4のプランニング

・舌の影響で顎堤が広がっており、上顎との顎堤位置のギャップで排列位置がフレアアウトしてしまう
 といった上顎のAll-on-4のプランニング

補綴形態のシュミレーションを注視したうえでのインプラントの埋入ポジションや、
マルチユニットの高さを考慮した埋入深度について皆でディスカッションをしました。

2024.3.12 有志会

2024-03-19

今回の有志会では、冒頭に杉本先生より、All-on-4予定の患者さん症例相談があったので皆でディスカッションしました。

その後、FIDIのセミナー内容について、前回の続きから小林先生よりお話ししていただきました。

今回は、技工士の上原さんのインプラントの歴史から理解を深めるといったような講義内容でした。

インプラントの接着様式には、セメントリテイン、スクリューリテインがあり、

それぞれにコンタクト調整の簡便さや、インプラント周囲炎になるリスクの高さなどで差が生じていること、

一方で嵌合様式はエクスターナルコネクション、インターナルコネクション、コニカルコネクションがあり、

前者2つはバッドジョイントになっていることからマイクロムーブメントが起こりやすいことがあるが、

後者のコニカルコネクションにおいては、回転防止機構がついているため、前者と比較してそれが起こりにくいことなどを学びました。

インプラントは近年で特に大きく発達しており、患者さんにとってよりよいものになっているのだと感じました。

2024年2月20日 有志会

2024-02-21

2024年2月20日の有志会では、祐之先生より
林先生の講義の内容から、前歯部における埋入位置の方向不良なインプラントのリカバリー症例について
唇側寄りに埋入してしまったインプラントをフィクスチャーリムーバーで撤去し、12週間待ち、
再度、正しい位置に埋入し、ピークアバットメントを使用し、テンポラリークラウンを作製
その後、8週が経過した後、ISQ値を測定しスキャンポストを立て、最終補綴へ

ブラックトライアングルが出来てしまった場合は、CRで作製したシェルを用いて、
ハーフポンティックを作製するなどして対応する。

根尖に病巣がある場合、安易に抜歯してしまうとトラブルに発展してしまう可能性がある。

次に、坂上先生からの症例相談
⇒下顎左側5・6番にインプラントを埋入したいが、5番の恨尖が湾曲しているため、
骨の削除量が多くなってしまうので初期固定が得られない場合について
骨隆起の可能性もゼロではないので、もう一度よくCTを見直す必要がある。
もし本当に湾曲恨であった場合は分割抜歯をすると、骨の温存が得られ、埋入が可能である。

次に、杉本先生からの症例相談
⇒上顎左右側1番の歯頚部の高さが合っていない歯牙に対して、歯肉が再生するのかについて
抜歯をし、インプラント埋入が妥当である。
今のまま、根を残しておいても、歯肉が反対側の1番の歯頚部の位置まで歯肉がおりてくることはない。
骨造成を行い、埋入することにより、ある程度、歯肉がおりてくる可能性があり審美的回復も得られる。

 

 

2024.1.23 有志会

2024-01-24

1月23日の有志会では
小林先生より即時荷重研究会のセミナー「上顎臼歯部インプラント治療」の講演内容と
前回に引き続きFIDIのセミナー内容をお話していただきました。

即時荷重研究会セミナーでは
【上顎臼歯部におけるインプラント治療の各種手法と変遷】という題で講演していただきました。
・部分欠損症例 ⇒ 既存骨に傾斜埋入(場合によってはガイド手術)、
         クレスタルアプローチでクレスタルアプローチでワイドショートインプラントを埋入
・全顎欠損症例 ⇒ 上顎洞底部までの骨が初期固定を得られる場合は可能な長さのインプラントを
         まっすぐ埋入、得られない場合は既存骨を利用し傾斜埋入
         さらに初期固定が得られず上顎洞前壁が前方へ伸びている場合はザイゴマ併用を検討
・サイナスが存在する上顎のインプラント治療
        ⇒ 上顎洞の形態と歯槽骨の状態により様々な手法をとる
         (即時荷重の可否、上下の顎関係で作用する)

FIDIのセミナー内容 インプラント破折について
・大臼歯部は直径が大きめのインプラントを、初期固定も得られやすい
・初期安定を得るためのインプラント埋入位置は抜歯窩(近遠心根)を拡大して埋入、わずかに傾斜
・5秒ごとに少なくとも10秒間はドリリングを中断、骨の温度上昇が減少する

2023.11.14 有志会

2023-11-16

2023.11.14の有志会では岩城先生をお迎えして
「インプラントとの関わり方〜ネオデント 特色〜オールオンX・抜歯即時荷重」
についての講演をして頂きました。

ストローマンジャパン株式会社から販売している製品、ネオデントについて
<製品の特徴>
①インプラントの特徴
・冠部から先端にかけて、角度の違うテーパーを有するハイブリッドテーパーデザイン
・丸みを帯びた先端と、らせん状のスレッドを有したデザイン
②適応症
・全ての骨タイプに適応し、抜歯即時症例に対応
③ドリルの特徴
・インプラントの埋入深度は骨縁下1.5~2㎜
・インプラント挿入時推奨回転数:30rpm
・埋入最大トルク:60Ncm

次にオペ時の臨床例を交えながら説明して頂きました。
いわき歯科医院では、ユニット数7台・オペ室2台、
Drは2名・スタッフは7名、勤務されています。
オールオンXのオペ時間は片顎でおよそ1時間、
プロビ製作でおよそ1時間の時間を有しています。
金額が難しい患者さんには上顎に義歯、下顎にオールオンXをするなどの工夫をしています。
また、少歯症患者における矯正からのインプラント治療も手掛けていらっしゃいます。

人生をかけて、高額な治療をしに来られる患者さんに対して
何百本もこれまでに埋入してきたが、緊張感は今でもあるとおっしゃっていました。

 

 

2023.9.26 有志会

2023-09-30

9月26日の有志会ではデンツプライシロナさんにお越しいただき、製品説明会を行っていただきました。
ご紹介いただいたのは以下の3つの製品です。

【プライムスキャン】
誰もが簡単に高精度
種類は大きく分けて、ノートパソコンにつなげて使用するスキャナー単体とデザインも出来るスキャナーの2種。
ミリング機器はジルコニアを削ることに特化され最短6分ほどで削り終わる。
サイズの細かいSTLのおかげで不適を防ぐ、深いところも撮ることが可能。

【3Dプリンタ】
プリントを行う3DプリンターPimeprintと後処理を行うPPUの2台体制で3Dプリント・洗浄・光硬化を自動で完了。
発がん性、異臭の問題である重合過程を窒素ガスの環境下で行うため防ぐことが可能。

【SureSmile】
プランは2つのみ。
アライナーのトリムラインをストレートとスカラップの2種から選択可能。
ストレート→把持力が強くアンダーカットが少ない方向け。
スカラップ→歯肉縁に沿うため目立ちにくい。

プライムスキャンの実機を試させていただいたところ、とてもスムーズかつ綺麗に口腔内データが読み込めていました。口蓋も難無く撮れました。

2023.09.12 有志会

2023-09-19

2023.09.12の有志会ではインプラントジャーナルより
川添祐亮先生のエクストラワイドショートを用いたgraftiess sinus liftについてのディスカッションをしました。
インプラント治療において上顎臼歯は悩ましいものである。
多くのケースにおいて垂直的残存骨量に乏しい。

〈上顎左側第一大臼歯抜歯即時埋入においてgraftiess sinus liftを応用した症例〉
既存骨になるべくダメージを与えないように分割抜歯が望ましい。
インプラントの安定度を示すものを専用の機械を用いて計測する値として
ISQ値70以上が即時荷重の条件となる。
咬合接触は与えてはいけない。

〈上顎左側第一大臼歯抜歯早期埋入においてgraftiess sinus liftを応用した症例〉
抜歯後ある程度、期間を置いて埋入すると、骨も歯肉も退縮していく。
周囲組織はできるだけ残して最終補綴に移行したい。

抜歯即時埋入で行うメリットもあるが、デメリットもあるのでケースバイケースで行わなければならない。
それぞれのケースについてディスカッションしました。

2023.8.22 有志会

2023-08-23

今回の有志会ではインプラントジャーナルより、林揚春先生の「補綴主導のインプラント治療から患者主導のインプラント治療へ」の抄読会を行いました。

インプラントオペを成功させるための要因として、埋入部位の骨質と骨の量が大きく関わっています。
そのため、骨質が悪い部位に対しては、Densah bar を用いてosseodentificationを機能させ、初期固定を狙います。
また、インプラントタイプ(直径、長さ、スレッドピッチ等)の選択、埋入深度の設定も考慮することで、低侵襲かつ早い機能回復が望めます。

2023.7.25 有志会

2023-07-27

7月25日の有志会では、石坂圭識先生のプレゼンと杉本先生より1件の症例相談を行いました。

石坂先生の臨床例を交えながらの埋入ポジション、補綴形態(プロビとファイナル形態の違い)の注意点 、
日頃から先生が、治療計画や治療の流れをどの様に決めているかなどとてもよくわかりました。患者様の口腔衛生意識が始めと終わりでは驚くほど変化し、そこに至るまでお互いの努力と協力が実った結果だと思いました。

杉本先生の症例相談では、今後のことを考えた(年齢、口腔内状況)インプラント本数にし、メンテナンスをしやすくするとお話がありました。

2023.06.20 有志会

2023-06-22

2023.06.20の有志会では、OJ伝統がもたらす革新-我々は何を学び何をすべきか-
の抄読会の続きを行いました。歯科技工士セッションから
片岡繁夫先生:審美補綴に重要な天然歯形態と類似性
→天然歯形態を把握して再現する技術を元に、患者個々の顔貌の個性と調和する補綴装置を作製しなくてはならない。

芳本岳先生、都築優治先生:Focus of dentist and dental technician to achieve implant aesthetics
→インプラント補綴、審美領域でのインプラント修復において歯科医師に求められる要素としては、最適なインプラントポジションへの正確な埋入と最良のインプラント周囲組織の形態を構築し、その情報を正確に歯科技工士に受け渡すことである。

二宮佑介先生、小林恭之先生:良好な治療結果を得るための情報と伝達
→審美補綴において、前装により歯冠修復を行うのが当たり前であったが、現在はそのマテリアルの進化により、モノリシックデザインによる補綴が可能となった。

米澤大地先生、一栁通宣先生:Longevity-最良のインプラント上部構造デザインを考える-
→発展する歯科界におけるデジタル化ではあるが、それにともない使用材料、とくにジルコニアの審美領域にも耐えうる高品質化の影響から、検査・診断から最終補綴装置に至るまでのデジタルワークフローが確立されてきている。

歯科医師と歯科技工士、それぞれの考えについてディスカッションをしながら進めていきました。

また、インプラントジャーナルから林揚春先生の「補綴主導のインプラント治療から患者主導のインプラント治療へ」の抄読会も続けて行いました。

 

 

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