7月, 2022年

2022.7.26 有志会

2022-07-29

2022.7.26の有志会では、FIDIのセミナー内容を祐之先生より説明して頂きました。

前歯部のインプラント埋入のお話しから補綴治療までについてのお話しをして頂き
みんなでディスカッションをしながら進めていきました。
複数歯を作る際にはTecの安定をはかるためにポンティックになる部分の歯牙をわざと一時的に残す方法や
ポンティック部分に歯根を残す技法があることをはじめて知りました。
 

2022.7.19 有志会

2022-07-22

2022.7.19の有志会では、FIDIにおける高齢者・高齢期に向かう患者に対する補綴治療の考えを学びました。
歯の喪失による咀嚼障害における補綴治療は咀嚼機能回復のために意味のある治療ですが、高齢になり運動機能の喪失によって咀嚼障害になった患者には必ずしも歯は必要ではなく、逆に歯が存在することによってさまざまなリスクを招く側面もあります。

インプラント補綴物は天然歯がすべて失われた後でもロストせず口腔内で生き残る可能性が高く、不潔な補綴物が残存することによる誤嚥性肺炎のリスクが生じます。また、インプラント補綴物の対顎が無歯顎だと咬傷を誘発することもあります。
通院が困難になる前の段階で、上下左右でバーティカルストップが維持出来るようインプラントを追加するのか、歯牙が不要となったとき上部構造を撤去出来るよう可撤性の義歯にするのか、それともインプラントを退場させてしまうのか判断し、患者に伝えることが必要となります。

日本人は健康寿命と平均寿命の差が最も大きく、介護が必要となり通院が出来ず歯科治療の介入が困難となる期間が長いため、そのステージをどのように準備して迎えるかを考えていく必要があると学びました。

2022.7.12 有志会

2022-07-13

7月12日の有志会では岡崎先生、祐之先生よりお話しして頂きました。

岡崎先生からはAR、XRを使用した仮想現実について解説して頂き、仮想空間での画像診査・診断を用いることで根管治療などをより正確に行えることを学ばせていただきました。

祐之先生からは前回に引き続き、FIDIのセミナーの内容について解説して頂きました。
抜歯即時埋入後のプロビジョナルで軟組織をコントロールするため、
・周囲組織や骨を温存して抜歯 ・4~5㎜縁下で口蓋側埋入 ・GBR、CTCは極力避ける
・プロビジョナルの形態(レスカントゥアー、フルカントゥアー)で歯肉をコントロールする
以上のことが大切なポイントになると学びました。

   

2022.7.5 有志会

2022-07-06

今回の有志会では、前回のFIDIのセミナー内容の続きを祐之先生よりお話ししていただきました。

ファイナルで歯肉形態をベストな状態にもっていくためには、RMテクニックを用いる場合と抜歯即時埋入を行うケースでは、

プロビの唇側形態を変えることで、ある程度術後の歯肉をコントロールし回復することができると学びました。

加えて、下顎前歯部の埋入ケースや上顎洞にインプラントを落としてしまった際の対処などをディスカッションしました。

Copyright© 2011 有志会 All Rights Reserved.