1月, 2024年
2024.1.23 有志会
2024-01-24
1月23日の有志会では
小林先生より即時荷重研究会のセミナー「上顎臼歯部インプラント治療」の講演内容と
前回に引き続きFIDIのセミナー内容をお話していただきました。
即時荷重研究会セミナーでは
【上顎臼歯部におけるインプラント治療の各種手法と変遷】という題で講演していただきました。
・部分欠損症例 ⇒ 既存骨に傾斜埋入(場合によってはガイド手術)、
クレスタルアプローチでクレスタルアプローチでワイドショートインプラントを埋入
・全顎欠損症例 ⇒ 上顎洞底部までの骨が初期固定を得られる場合は可能な長さのインプラントを
まっすぐ埋入、得られない場合は既存骨を利用し傾斜埋入
さらに初期固定が得られず上顎洞前壁が前方へ伸びている場合はザイゴマ併用を検討
・サイナスが存在する上顎のインプラント治療
⇒ 上顎洞の形態と歯槽骨の状態により様々な手法をとる
(即時荷重の可否、上下の顎関係で作用する)
FIDIのセミナー内容 インプラント破折について
・大臼歯部は直径が大きめのインプラントを、初期固定も得られやすい
・初期安定を得るためのインプラント埋入位置は抜歯窩(近遠心根)を拡大して埋入、わずかに傾斜
・5秒ごとに少なくとも10秒間はドリリングを中断、骨の温度上昇が減少する