6月, 2023年

2023.06.20 有志会

2023-06-22

2023.06.20の有志会では、OJ伝統がもたらす革新-我々は何を学び何をすべきか-
の抄読会の続きを行いました。歯科技工士セッションから
片岡繁夫先生:審美補綴に重要な天然歯形態と類似性
→天然歯形態を把握して再現する技術を元に、患者個々の顔貌の個性と調和する補綴装置を作製しなくてはならない。

芳本岳先生、都築優治先生:Focus of dentist and dental technician to achieve implant aesthetics
→インプラント補綴、審美領域でのインプラント修復において歯科医師に求められる要素としては、最適なインプラントポジションへの正確な埋入と最良のインプラント周囲組織の形態を構築し、その情報を正確に歯科技工士に受け渡すことである。

二宮佑介先生、小林恭之先生:良好な治療結果を得るための情報と伝達
→審美補綴において、前装により歯冠修復を行うのが当たり前であったが、現在はそのマテリアルの進化により、モノリシックデザインによる補綴が可能となった。

米澤大地先生、一栁通宣先生:Longevity-最良のインプラント上部構造デザインを考える-
→発展する歯科界におけるデジタル化ではあるが、それにともない使用材料、とくにジルコニアの審美領域にも耐えうる高品質化の影響から、検査・診断から最終補綴装置に至るまでのデジタルワークフローが確立されてきている。

歯科医師と歯科技工士、それぞれの考えについてディスカッションをしながら進めていきました。

また、インプラントジャーナルから林揚春先生の「補綴主導のインプラント治療から患者主導のインプラント治療へ」の抄読会も続けて行いました。

 

 

2023.6.6 プランニングセミナー

2023-06-07

2023年6月6日のプランニングセミナーでは山脇先生より2件の症例をお話ししていただき皆さんでディスカッションしました。
年齢を考慮しメンテナンスしやすく出来る限り新たな再治療、外科的処置は避けられるようにするのが理想。費用面や患者さんの意思を尊重することも大事だが長期的に考えてより良い治療方針を選択することも重要。

残りの時間では小林先生より中村社綱先生の臨床例をふまえたスライドをご紹介いただきました。
口腔内スキャンで得た歯冠データだけでなくCTと組み合わせることにより歯根データを含めた矯正治療計画を立てることができる。どの歯をどれだけ動かせるか正確に判断しやすくなる。
1つのデータでなく複数の情報を組み合わせることが可能に。より正確なデータ、情報を用いてプランニングや治療計画ができる。

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