2023.4.11 有志会

2023.4.11 の有志会では、OJの冊子の抄読会を行いました。

「欠損補綴、天然歯保護が長期予後を得るためのIOD(IARPD)の応用」
臼歯部の咬合支持の喪失に伴った下顎前歯の突き上げによる咬合崩壊をした口腔内に対して、固定式のボーンアンカードブリッジではなく可撤性のIOD、IARPDを応用することで対応した長期症例を供覧しました。
経年による欠損形態の変化に対して力学的サポートが必要な部位にインプラントを適宜追加していき、IARPDやIODを用いて咬合再建することが出来ます。

「長期的観点から審美インプラントを再考する」
インプラントの唇側骨に2mmの厚みを確保する、また幅2㎜、厚み1㎜の角化歯肉を確保するという考えに基づいてGBRや遊離歯肉移植を行い、審美的なインプラント治療を達成した症例を供覧しました。
現在の有志会の考えと照らし合わせて、外科的侵襲を加えることのメリットデメリットをディスカッションしました。


2023年4月12日
投稿者:しのぶ歯科インプラントセンター 管理人
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